REPORT
エンピツプロジェクト@広尾小学校
一般社団法人casa「エンピツプロジェクト」とのコラボイベント第2弾は、広尾小学校で開催しました。
正門から入り、校庭を通り、体育館をつっきった先にあるのが放課後クラブ室。
今回の会場は、そこからもう一つ下のフロアにある図書室です。
参加してくれたお友達は17名。
ちょうど良い人数と会場の大きさということもあり、最初の説明もみんな集中して静かに聞いてくれました。
カンボジアを知っている人は半分くらいかな。
「どこそれ?」
「行ったことある!」
「聞いたことはあるかも」
アップサイクルエンピツづくりは、前回の反省をふまえ、エンピツ削りのダイヤル1番で芯を削って穴をあける工程は、事前に神宮前小学校のお友達にお願いしてやってもらっていたので、今回はエンピツ削りのダイヤル2からスタート。力が必要で、且つ、黒鉛で真っ黒になる工程を飛ばしたので、スムーズに進みました。
まずは、あらかじめ穴をあけた凹エンピツと、普通のエンピツを一本ずつ選びます。穴のあいてない凸の方のとがった先をエンピツ削りダイヤル2にさして削っていきます。それをもう1本の凹エンピツの穴に入れてボンドでくっつければ完成。
あっという間に完成する子。
何度か折れてしまってもめげずにトライする子。
「スイカの色にしたの」とデザインにこだわる子。
完成したら、折り紙でケーズづくり。
「分からない!」と言いながらも、折り図を見ながら自力で作っていました。
「お箸いれるやつみたい」
「エンピツ飛び出しちゃうよ」
「もう1本入りそうだから、もう1本つくりたい」
いよいよお楽しみのギフトボックスづくり。みんなから寄付していただいた文具を詰めていきます。最初だけはわーっと文房具に群がっていたものの、みんな落ち着いてじっくり選んでボックスに入れていました。なくならないくらい大量の文房具があったからかな?
神宮前小学校では消しゴムが人気だったのに対し、広尾小学校ではメモ帳やカラフルなエンピツが人気でした。また、筆箱の寄付が多く、筆箱の中にもエンピツなどを詰めてくれていました。
最後はカンボジアのお友達にメッセージカードを書いて同封します。
今回は二人一組ではなく、一人1枚書きました。
「何書けばいい?」
「プレゼントあげるって英語でなんて書くの?」
「日本語でいい?」
そして、心を込めて自分たちで作ったリサイクルエンピツと文具と手紙を詰めました。
カンボジアのお友達喜んでくれるといいね。
今回嬉しかったのは、最初参加を渋っていた子が、帰る時には、「次何やるの?」「もう終わり?」「もっとやりたかった!」と残念がってくれたこと。楽しんでくれてありがとう!
次回は、8月7日に神南小学校で実施します。
不要な文房具ありましたらカンボジアの子どもたちに寄付いただけると嬉しいです。