REPORT
エンピツプロジェクト@神宮前小学校
一般社団法人casa「エンピツプロジェクト」とのコラボイベント第1弾は、神宮前小学校で開催しました。
ありがたいことに、定員20名のところ、募集翌日には定員に達し、当日参加したいとのお友達も合わせると、なんと27名もの子どもたちが参加してくれました。やはり1・2年生が多かったかな。
最初は、一般社団法人casa代表の小澤さんより、カンボジアってどんな国なのか教えていただきました。
「カンボジア行ったことある人?」との質問に、手を挙げる子がちらほら。
「国旗に描いてあるのはアンコールワットだよ」と教えてくれる子もいて、驚きました。
「なんでエンピツもらっただけであんなに喜んでるの?」
「そんなに嬉しいの?」
みんなが作る文房具の詰め合わせのギフトボックスも喜んでもらえるといいね。
ワークの最初は短くなった鉛筆をくっつけて長くするアップサイクルエンピツづくり。
専用のエンピツ削りを使います。
まずは、エンピツを2本用意。
エンピツ削りのダイヤルを「1」に合わせて、1本目のエンピツの端っこを凹にしていきます。
けっこう力がいるのと、エンピツの芯を削っているので、手や机が真っ黒に。
続いて、ダイヤルを「2」に合わせて、2本目のエンピツの端っこを今度は凸にし、「3」で形を整えます。
これは普通のエンピツ削りのように周りの木の部分を削るだけなので簡単。
すると、凸と凹のエンピツができるので、ボンドをつけて合体させて完成!
きれいにつながったね。
アップサイクルエンピツができたら、エンピツを入れる袋を折り紙で作ります。
折り紙はお手のもの。
放課後クラブのスタッフの方が分かりやすい折り方の説明図を作って下さったので、教えなくても各自見ながら作っていました。
ここまで出来たら一旦お片付け。
手と机をふいて、きれいになったところで、ギフトボックスづくり開始。
2人一組で、ギフトボックスに、
カンボジアのお友達が喜びそうな文房具を選んで詰めていきます。
好きなものを好きなだけとしたところ、まるでバザーのような大騒ぎ。
箱いっぱいにギューギューに詰め込む子。
パズルのようにきれいに箱に入れていく子。
折り紙でプレゼントも作って入れる子。
先ほど作った鉛筆もプレゼントにする子。
「これ欲しい!」「もって帰っていい?」との声も聞こえてきましたが、自分が欲しいのを我慢して、ボックスに詰めました。
どれも心がこもっているので、喜んでくれるといいな。
最後は、カンボジアのお友達にお手紙を書いてボックスに入れます。
「日本語分かるかな?」
「ローマ字でどうやって書くの?」
「お返事来るかもだから、名前書いておこう」
丁寧に心を込めて書いていました。
この気持ちよ、カンボジアのお友達に届けー!!!
お気づきのように、このプロジェクトは皆様からの寄付で成り立っています。
小学校のお友達からは、家に眠っていた不要な文房具を提供いただきました。
これがびっくりするくらい沢山あつまりました。
使いかけだけでなく、新品のものもたくさん。
子どもたちに人気だったのは、消しゴムたち。
アップサイクルエンピツを作るエンピツ削りや、文房具を詰めるギフトボックス、ノートやペンなどの事務用品などは、文房具を取り扱う企業やSDGs研究所の会員企業からご提供いただいています。
皆様からのたくさんのご寄付&ご協力に感謝します。
ありがとうございます!
子どもだけでなく、大人の愛も詰まったギフトボックスです。
カンボジアの子どもたち喜んでくれるといいなぁー。
次回は、7月26日に広尾小学校で実施します。
不要な文房具ありましたらご連絡ください。