REPORT
建材サンプルで何つくる?@神宮前小学校

「よみがえれ」は、捨てられてしまうものを価値あるものへと生まれ変わらせるプログラム。
今回はMaterial Bankとのコラボイベント第1弾として、
神宮前小学校の放課後クラブにてワークショップを行いました。

Material Bank(https://www.materialbank.jp/)は
建築資材のサンプルを取り扱う会社。

通常は各メーカー一つ一つにコンタクトをとってサンプルを取り寄せるのですが、
Material Bankのサービスを利用すると
様々なメーカのサンプルを一括で取り寄せることができます。
建築業界の方にとって魅力的なだけでなく、
学生にとっても世の中にどんな素材が存在するのかを検索するツールとして人気のようです。

また、サンプルを取り寄せて使用した後、
会社に送り返すことができる仕組みになっています。
同じサンプルを何度もリユースすることで、ゴミの削減につながっているのです。
とはいえ、リユースにも限界はあり、
廃版になった商品サンプルや、破損したものは、もう使うことはできません。

今回はそんな廃棄寸前の建材サンプルをご提供いただき、
ステキなアート作品に生まれ変わらせました。



放課後クラブに届いた段ボールを開けてみると、
カーペット、タイル、外壁、フローリング、カーテン、ブラインド、などなど、
キラキラしたものから、シックなものまで、宝が詰まっていました。

全てそのまま工作の材料として子どもたちに使ってもらいたいのですが、
いくつか角がとがっているものなどがあったので、
安全面でちょっと心配なものはよけてみました。

それでもかなりの量があります。

さて、これでどんな工作をするのか。
子ども達はどんな素材に興味を示すのか。
どうすれば喧嘩なく材料を分けることができるのか。

放課後クラブの先生方と頭を悩ませて迎えた当日。

直前の参加者募集にもかかわらず、想定よりも多くの申し込みがあり、
当日の欠席者がいたものの、22名の子ども達が参加してくれました。


最初に、Material Bankの須田様より、
今日使う建材について紹介してもらいました。

「これ、何か分かる?」

カーペットやブラインドはすぐに分かったようですが、
椅子に貼る布、ホワイトボード、などは
大人でも教えてもらわないと分からないですね。


続いて、放課後クラブの先生より、
作品の見本を見せてもらいながら、どんなものが作れるのかの紹介がありました。

今回は箱かカーペットを土台に使用して、好きなものを作ります。
あえてテーマは決めずに自由工作にしてみました。

説明の後は、じゃんけんで勝った班から順番に材料選びに行きます。




まずは、土台となる箱、又は、カーペットを一つ選びます。
続いて、飾りとなるカーテン、壁紙、タイルなどを一人3つずつ選んで机に戻ります。

キラキラタイルやフェイクグリーンなど、
数が少ないものは喧嘩になるのではないかと心配していたのですが、
杞憂に終わりました。

同じものが欲しいときは、じゃんけんするなど、
大人が間に入らずとも、子どもだけで解決していました。


材料を選んだら席に戻って作品作り開始。

みんな自分が気になる材料をささっと選んで、
すぐに作品作りにとりかかっていました。
何を作るのか悩んで手が動かないなんて子は一人もいません。





「ボンドでくっつかないんだけど、どうしたらいい?」
「うまく切れない。。。」
「斜めになってるの真っすぐにしたい」

ちょっとしたアドバイスをもとに工夫すると、
あっという間に「できない!」が「できた!」に変わります。

「下の方を切ったらくっついた!」
「同じ色のガムテープを使ってみた!」
「引っ張ったら真っすぐ切れた!」
「中に壁紙入れたらちゃんと立つようになった!」

「こうやったらできたよ!」と報告してくれるのがかわいいですね。





材料が足りなくなったら、追加する建材を選びに行き、
作品も一つ完成したら、二つ目、三つ目ととまりません。

「これ、めっちゃ楽しい!」
普段はやんちゃだという男の子たちも、集中してもくもくと作品づくりをしていました。

壁紙やカーテンなどは使い切れないほど大量にあったこともあり、
みんなが満足いくまで作品作りに没頭できたようです。

実は、ハサミで切れる布や紙のように柔らかいものの方が
工作に適していると思っていたのですが、
子ども達を見ているとカーペットなどある程度硬さがあるものの方が、
形が作りやすいようで人気だということに気が付きました。

最後に、出来上がった芸術作品を一部ご紹介しますね。











何を作ったのか聞いてみたところ、
「会社」「宝石箱」「玄関にかざるもの」などなど。

大切に持って帰って飾ってもらえたら嬉しいです。

Material Bankさん、建材のご提供ありがとうございました!

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