REPORT
エンピツプロジェクト@神南小学校
一般社団法人casa「エンピツプロジェクト」とのコラボイベント第3弾は、神南小学校で開催しました。
神南小学校は、小学校と放課後クラブの入り口が分かれているんですね。
放課後クラブの入り口から入り、到着したクラブ室は地下1階。
今回はここから3つ上、2階奥の理科室をお借りしてワークショップを実施しました。
参加してくれたお友達は23名。
神南小学校のお友達はびっくりするくらいお行儀のよい子ばかり。
最初のカンボジアの説明は、私語一つなくみんなが集中してきいてくれました。
カンボジアを知っているお友達はちょっと少なめの3人。
カンボジアでは野外で授業をしているところもあるという話を聞いて「よくできるねー」と驚いていました。
アップサイクルエンピツづくりは、エンピツ削りのダイヤル1番で芯を削って穴をあける工程は事前にやってもらっていたので、今回もエンピツ削りのダイヤル2からスタート。
まずは、短くなったエンピツを1本選び、ダイヤル2に入れて削って凸を作ります。次に、あらかじめ穴をあけた凹エンピツを1本選んで、ボンドでくっつければ完成。
すぐにエンピツを完成させて、折り紙でエンピツ袋も難なく作り、「エンピツ長すぎ!」と笑っている子。何度削っても折れてしまい、エンピツを変えて削ってやっと完成する子。みんな自分が作ったエンピツには思い入れがあるようで、「カンボジアのお友達にあげても、お土産に持って帰ってもいいよ」と言ったところ、ほとんどの子が喜んで持って帰っていました。
他校では、「いらない」「エンピツたくさん家にあるもん」「なくなったら買えばいいじゃん」といった声もあったので、違いに驚きますね。
アップサイクルエンピツが完成したら、今度はカンボジアのお友達にあげる文房具を選んで、プレゼントボックスに詰めていきます。神南小学校では、エンピツやペン類に加え、エンピツ削りと消しゴムの寄付が多くあつまり、みんな悩みながらも楽しそうにプレゼントボックスに文房具を詰めていきます。
毎回シダックスさんより、食育キャラクター「モグちゃん」のシールを提供いただいているのですが、今回そのシールがものすごい人気で、ボックスに詰めるだけでなく、いろんなところに貼って大活躍していました。
また、お手紙を書くように用意したカードだけでなく、ボックスやアップサイクルエンピツの袋など、いろんなところにメッセージを書いてくれました。きっと伝えたいことがあふれているんですね。
エンピツを一生懸命作り、真剣に文房具を選んで詰めて、メッセージカードを丁寧に描いたところ、プレゼントボックスを手放すのが惜しくなってきてしまいました(笑)
「あげたくない!」
「持って帰りたい!」
「お母さんにあげたい!」
そんな中、「あげたらカンボジアのお友達が喜ぶよ!」と、みんなをなだめてくれるお友達も。
最終的にはみんなが納得してくれました。
みんなが詰めたボックスはお兄さんお姉さんが責任をもってカンボジアのお友達に届けるからね。
届けたら連絡するね。
そして帰り際、「エンピツ一緒に作った人だ!」と話しかけに来てくれる子どもたち。
そういったちょっとしたことが嬉しいですね。
次回は8月9日に臨川小学校で開催します。
お楽しみに!